J.TESORI SOUND WORKSHOP

FFT First コース

Studio Six Digital社協賛「FFTと伝達関数を学ぶ」第一歩

本トレーニングでは、FFTと伝達関数測定について、全ての測定ソフトに通じる基本的な操作とその意味を、JTSW独自の図や平易な用語を使い、分かりやすく解説します。
さらに、本トレーニングに協賛いただいた、iOS音響測定アプリのスタンダード"AudioTools"の開発元である米国Studio Six Digital社のソフト・ハードを用いて、音響系および電気系の測定実験を行います。

こんな方にお勧め

  • FFTや伝達関数測定初心者の方
  • すでに専用ソフトを使っているが、各種パラメーターの設定に自信のない方
  • コヒーレンス関数の意味と導出方法を知りたい方
  • 音響系測定の際にプリディレイを挿入する意味を完全に把握したい方

本コース開催の背景

1984年、Meyer Sound 創業者のJohn Meyer氏により“SIM”(Source Independent Measurement)という名称で初めてライブPAの世界に紹介された伝達関数測定は、パソコンやスマートデバイスの発達により、現在多くの専用ソフトウェアが登場しています。
伝達関数測定はプロオーディオの世界にとどまらず、リスニングルーム測定など民生オーディオにおいてもマニアを中心に日常的に使われています。特に、測定結果を元に理想的なカーブを導き、その逆フーリエ変換で求められるインパルス応答をFIRフィルター※にインポートし、その後オーディオ信号を畳み込むことで位相レベルから補正をかける高度なルームイコライゼーションも珍しくない現状です。
※FIRフィルターとはデジタルフィルターの代表的な一つで、畳み込み器として用いられる
伝達関数測定の元になっているのは、測定ターゲットへの入力信号と出力信号のFFT(高速離散的フーリエ変換)結果です。よって、取り込みポイント数や窓関数などの伝達関数測定に必要な設定パラメーターは、FFT測定と同じです。言い換えるならば、伝達関数測定を正しく行うには、FFTについての知識が不可欠と言えるでしょう。

トレーニングの特長

3時間というJTSWでは最短のセミナーですが、テーマをFFTと伝達関数に絞り込むことで、通常のJTSWトレーニングと変わりない品質となっています。また、今回のトレーニングは、Stuidio Six Digital社の協賛の元実施いたしますので、今回限定でリーズナブルな受講料(3,000円 税別)になっています。
※本コースは、iAudioInterface2ご購入者様無料ご招待キャンペーン対象トレーニングです。詳しくはS6Dサイトのご案内をご覧ください。

開催概要

<関西>
日     時 ① 2015年4月7日(火)14時00分開始~17時00分終了(3時間)
② 2015年4月8日(水)14時00分開始~17時00分終了(3時間)
③ 2015年4月8日(水)18時00分開始~21時00分終了(3時間)
※ 各回定員18名
第1回トレーニングは終了いたしました。次回のご参加をお待ちしております。
会   場 大阪市立青少年センターKOKOPLAZA
大阪市東淀川区東中島1-13-13 JR京都線「新大阪駅」東口より徒歩約5分
受 講 料 3,000円(消費税別) ※費用に含まれるもの:研修資料
<東京>
日     時 ④ 2015年4月13日(月)10時00分開始~13時00分終了(3時間)
⑤ 2015年4月13日(月)14時00分開始~17時00分終了(3時間)
⑥ 2015年4月13日(月)18時00分開始~21時00分終了(3時間)
※ 各回定員21名
第1回トレーニングは終了いたしました。次回のご参加をお待ちしております。
会     場 大田区産業プラザ(PiO)F会議室
東京都大田区南蒲田1丁目20-20 京浜急行「京急蒲田」駅より徒歩約3分
受 講 料 3,000円(消費税別) ※費用に含まれるもの:研修資料
  • <カリキュラム>

    1. FFTとは

    ➀ フーリエ変換の概念
    ➁ FFTにおける信号処理の流れ
    ➂ 窓関数について

    2. 伝達関数とは

    ➀ 伝達関数の概念
    ➁ FFTと伝達関数の関係
    ➂ コヒーレンス関数について

    3. AudioToolsを用いた伝達関数測定

    ➀ オーディオ機器の測定
    ➁ 音響系の測定

    4. 質疑応答


     ※トレーニング内容は、都合により多少変更する可能性があります

  • 講師栗山写真

    栗山 譲二
    くりやま じょうじ

    九州芸術工科大学(現九州大学)大学院修了、TOA株式会社入社。

    当初よりデジタル信号処理の音響分野への可能性に興味を持ち、ハウリング抑圧やスピーカ指向性制御などを研究。研究段階でもリアルタイム処理にこだわり、オーディオ用のデジタルチップが無い当時、AD/DA変換機やDSPをディスクリートで組み音出し実験を続け、アルゴリズムと聴こえの関係を模索。

    1980年代後半から、統合型デジタルプロセッサー"SAORI"、ウィーン国立歌劇場向け劇場用デジタル卓、NHK向け放送用デジタル卓、ポストプロダクション向けデジタル卓、などを開発。それらは、最も早くデジタル化したプロオーディオ製品の一つとして、国内外のメーカーやサウンドオペレータに多大な影響を与える。

    その功績が評価され、2002年音響家協会賞を受賞。

    2001年、ボーズ株式会社に技術顧問として転籍。デジタルプロセッサーや民生スピーカ開発に携わる。同時に経営にも参画、2008年よりボーズ株式会社の代表を務める。

    現在は、技術コンサルティングや研究用音響機器の開発販売を行う株式会社J.TESORI(ジェイテゾーリ)の代表。
    2012年11月、J.TESORI SOUND WORKSHOP(JTSW)をスタート。
    JTSWの目的は二つ。知識や理論の学習と、経験や知恵を交換し合う場の提供。一つ所で異なる立場の人々が学ぶことで、個人のスキルアップとともに互いに影響し合い、皆で成長する、それが栗山の目指すJTSWの姿です。
  • ◆ 関西開催 ◆※お申込み受付けは締め切りました

    日     時 ① 2015年4月7日(火)14時00分開始~17時00分終了(3時間)
    ② 2015年4月8日(水)14時00分開始~17時00分終了(3時間)
    ③ 2015年4月8日(水)18時00分開始~21時00分終了(3時間)

    ※ 各回定員18名
    第1回トレーニングは終了いたしました。次回のご参加をお待ちしております。
    会   場 大阪市立青少年センターKOKOPLAZA
    大阪市東淀川区東中島1-13-13 JR京都線「新大阪駅」東口より徒歩約5分

    ◆ 東京開催 ◆※お申込み受付けは締め切りました

    日     時 ④ 2015年4月13日(月)10時00分開始~13時00分終了(3時間)
    ⑤ 2015年4月13日(月)14時00分開始~17時00分終了(3時間)
    ⑥ 2015年4月13日(月)18時00分開始~21時00分終了(3時間)

    ※ 各回定員21名
    会     場 大田区産業プラザ(PiO)F会議室
    東京都大田区南蒲田1丁目20-20 京浜急行「京急蒲田」駅より徒歩約3分
  • ご予約流れ

    JTSWトレーニングのお申込みは、お申込みフォームにご入力ください。

    本トレーニングは、少人数定員制にしております。
    お申込みいただきましたら、JTSW事務局でお席の確認後、折り返し振込み口座情報などのご連絡を差し上げます。
    研修形式の都合上、お支払いいただいた時点で正式にお申込み完了とさせていただいておりますが、企業様用のお手続きとして、請求書による処理も可能です。
    その他ご不明な点がおありでしたらお気軽にご相談ください。

    なお、受付完了後のキャンセルは、少人数定員制をとっております都合上、ご遠慮いただけますようお願い申し上げます。
    受講者の変更は可能ですので、できるだけ代理の方の参加をお願いいたします。
    万が一キャンセルされる場合には、ご連絡いただいた時期によって以下の通りキャンセル料が発生いたしますのでご了承ください。
    また、受講者変更キャンセルのご連絡は、お手数ですが上記メールかFaxにてお願いいたします。

    キャンセルポリシー
    セミナー開催30日前~8日前 :受講料の50%
    セミナー開催7日前~3日前 :受講料の70%
    セミナー開催2日前~当日 :受講料の100%
  • JTSWに関して、何かお聞きになりたいことがおありでしたら、お問合せフォームからご連絡ください。
    メール(info@jtesori.com)か、FAX.(050-3730-4828)、またはお電話(03-6434-9879)でも受付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
  • 2015.1.15  FFT Firstコース

    S_関西会場 関西会場
    S_デモ
    S_東京
    S_テキスト
    S_4名様
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