J.TESORI Sound Workshop

Hello! ProAudio 2022 オンラインコース

Hello! ProAudio 2022 オンラインコース

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こんな方にお勧め

ライブPA、レコーディング、ポスプロ、放送、音響機器メーカー(設計・営業・マーケティング・カスタマーサポートなど)、音響施設管理、設備音響エンジニアリングなどに従事していて、主に、業務を開始して数年くらいまでの方に最適です。
また、オンライン会議やオンラインセミナーなど、日常的に映像音声配信に従事されている方々にも有用です。

本コース開催の背景

JTSWでよく耳にするのが、「今更こんな基本的なことは聞けない」「やり方は教わったが、なぜそうするのか分からない」「意外に周りも知らない」や、「新人の頃にこのトレーニングがあったらよかったのに」という声でした。
特に新人の間は、質問しなくてはいけないことは多いのに、先輩や上司は忙しく、こんなことを聞いていいのか?などの遠慮もあって、疑問を残したまま仕事をしている事も多いのではないでしょうか。
仕事の忙しさの中で回答が見いだせぬまま積み重なっていくそれらの疑問は、皆さんのプロオーディオスキルを誤った方向に形成していくかもしれません。
そうなると、自分の成長の妨げになるばかりでなく、チームや組織の力が落ちてしまいます。

本コースは、あらゆるプロオーディオ業務に不可欠な教養と技術の常識を4日間で修得する、プロオーディオ新人のための特別オンラインコースです。
JTSWで得た知識と経験は、これまでの疑問はもちろん、仕事を通して今後生まれる新しい疑問について、正しい回答を自ら導き出せるベースを作ることを目的としています。

加えて、JTSWでは、同業他社の方や他分野の方との交流のきっかけの場を提供します。JTSWにはいろいろな現場や会社から受講者を迎えています。オンラインでありながら受講者同士が知り合いその後のコミュニケーションに発展するように、カリキュラムの内容は練られており、講師と事務局は意識してファシリテートを行います。

トレーニングの特長

トレーニングは、オンライン形式です。
2か月間、各月2日間開催し、計4日間(Day1~Day4)で修了するプログラムとなっています。
講義は、スライド、講師が出すクイズ(受講者はリアルタイムで回答)、Q&A(テキストベース)などを用いて、これまでのJTSW対面トレーニングのように臨場感をもって行います。

4日間という短い期間で学習するためには、それぞれのテーマがばらばらに語られては知識の修得が困難になります。
したがって、本コースでは、様々なテーマを最初から相互につなげた形で解説を行います。

トレーニングは、オンライン形式です。
2か月間、各月2日間開催し、計4日間(Day1~Day4)で修了するプログラムとなっています。
講義は、スライド、講師が出すクイズ(受講者はリアルタイムで回答)、Q&A(テキストベース)などを用いて、これまでのJTSW対面トレーニングのように臨場感をもって行います。

4日間という短い期間で学習するためには、それぞれのテーマがばらばらに語られては知識の修得が困難になります。
したがって、本コースでは、様々なテーマを最初から相互につなげた形で解説を行います。

トレーニング全体に一貫性を持たせ、現場で皆さんが経験している事象と関連付けて解説を行うことで、異なる技術知識が結ばれた形でスムーズに頭に入っていくことを狙っています。

そのために講師が書き下ろしたオリジナルテキストは、図を中心とした分かりやすい構成になっています。
また、理論学習後の実習(フリーソフトウェアを使います)やオンライン実験も平易でありながら本質を突いた内容になっています。

講師は、全ステージともJTSW主宰の栗山譲二が務めます。

トレーニングの内容

No1

音響物理と聴覚心理は、プロオーディオのどのような仕事にも密接に関係し、様々な技術規格の源にもなっている大変重要なものです。にもかかわらず、大学の専門学科以外では学ぶ機会が極めて少ないのが現状です。
本コースでは、冒頭でこの二つのテーマについて、受講者の現場経験に照らし合わせながら平易に解説します。
次に、音圧レベルや信号レベルを表すdB、デジタルオーディオやネットワークアドレスに必要な2進数と16進数、などの音響数学の基礎を学びます。
さらに、周波数分析で頻繁に出てくるフーリエ変換の概要、そして音を扱う上で大変重要な位相など、基本知識を全てクリアにしていきます。
また、音の大きさ・高さ・音色の違いに対する判別力を養うため、JTSWオリジナル音源による※聴能形成トレーニングを行います。ここまでがDay1です。

No2

Day2では、最初に電気音響の基礎として、オームの法則、アンプの電力、マイクとスピーカーの動作原理などを学びます。その際、電気信号の大きさを表す際に最も重要な実効値(RMS)について、特に念入りな解説を行います。
次に、音圧レベルやRTA(オクターブバンドでの周波数分析)などの音響測定の基礎学習とオンライン実習体験を行います。
そして、音響物理と心理のまとめとして、音響シミュレーションソフトを使って複数のスピーカーを仮想的に配置し、音圧レベルや周波数応答の変化を確認することで音の計算を体験します。
最後に、全ての機器の基本であるアナログ音響機器を集中的に学びます。各機器が生まれた目的・機器の構造・仕様などを、実機を見ながら理解していきます。各種性能や特性を表す仕様は、特に留意して解説します。

No3

Day3の前半は、機器間接続を学びます。
サウンドシステムの音質やノイズのトラブルのほとんどは、適正なレベルで接続されていないことが原因です。ここでは、絶対に守らなければいけない鉄則とその理由を学習します。
さらに、実際のPAシステムに置き換えて、距離による音の減衰とそれを補うアンプの電力の関係を解説します。
仕上げは、アンプ選択の演習問題に取り組みます。
Day3の後半は、デジタルがテーマです。
あらゆるデジタルオーディオの基礎となっているサンプリングと量子化について、その意味や動作を理解します。結果、サンプリング周波数と帯域およびビット数とノイズの関係を正しく把握することができます。
最後に、聴能形成トレーニングの2回目を行います。

No4

Day4の前半は、デジタル卓をはじめとして各デジタル機器の構造や仕様について、操作と音の処理を具体的にどう行っているかなども織り交ぜて分かりやすく紹介します。
また、デジタルアンプ(D級アンプ)やDSPを内蔵したスピーカーなどにも触れます。
そして、アナログ機器のセッションと同様に機器間接続を学びます。
重要なのは同期です。同期についは、実機を使ったデモ実験を行います。
続いて、オーディオネットワークを学びます。
ネットワークに関する一般的な知識を広げたのち、プロオーディオで使われている代表的な規格について学習します。特に、ネットワーク伝送時の同期方法であるPTPについて知識を深めます。
また、映像と音声を同時にデジタル伝送するHDMI等の規格、また映像信号への音声同期で使われるタイムコードについて解説します。

※聴能形成トレーニングとは
九州大学音響設計学科で行われているイヤートレーニングです。音の物理的性質と聴感印象を対応づけることを目的としています。
このHello! ProAudioコースでは、九州大学の河原一彦先生の監修の元、聴能形成を実施し体験していただきます。

トレーニングの内容

音響物理と聴覚心理は、プロオーディオのどのような仕事にも密接に関係し、様々な技術規格の源にもなっている大変重要なものです。にもかかわらず、大学の専門学科以外では学ぶ機会が極めて少ないのが現状です。
本コースでは、冒頭でこの二つのテーマについて、受講者の現場経験に照らし合わせながら平易に解説します。
次に、音圧レベルや信号レベルを表すdB、デジタルオーディオやネットワークアドレスに必要な2進数と16進数、などの音響数学の基礎を学びます。
さらに、周波数分析で頻繁に出てくるフーリエ変換の概要、そして音を扱う上で大変重要な位相など、基本知識を全てクリアにしていきます。
また、音の大きさ・高さ・音色の違いに対する判別力を養うため、JTSWオリジナル音源による※聴能形成トレーニングを行います。ここまでがDay1です。

Day2では、最初に電気音響の基礎として、オームの法則、アンプの電力、マイクとスピーカーの動作原理などを学びます。その際、電気信号の大きさを表す際に最も重要な実効値(RMS)について、特に念入りな解説を行います。
次に、音圧レベルやRTA(オクターブバンドでの周波数分析)などの音響測定の基礎学習とオンライン実習体験を行います。
そして、音響物理と心理のまとめとして、音響シミュレーションソフトを使って複数のスピーカーを仮想的に配置し、音圧レベルや周波数応答の変化を確認することで音の計算を体験します。
最後に、全ての機器の基本であるアナログ音響機器を集中的に学びます。各機器が生まれた目的・機器の構造・仕様などを、実機を見ながら理解していきます。各種性能や特性を表す仕様は、特に留意して解説します。

Day3の前半は、機器間接続を学びます。
サウンドシステムの音質やノイズのトラブルのほとんどは、適正なレベルで接続されていないことが原因です。ここでは、絶対に守らなければいけない鉄則とその理由を学習します。
さらに、実際のPAシステムに置き換えて、距離による音の減衰とそれを補うアンプの電力の関係を解説します。
仕上げは、アンプ選択の演習問題に取り組みます。
Day3の後半は、デジタルがテーマです。
あらゆるデジタルオーディオの基礎となっているサンプリングと量子化について、その意味や動作を理解します。結果、サンプリング周波数と帯域およびビット数とノイズの関係を正しく把握することができます。
最後に、聴能形成トレーニングの2回目を行います。

Day4の前半は、デジタル卓をはじめとして各デジタル機器の構造や仕様について、操作と音の処理を具体的にどう行っているかなども織り交ぜて分かりやすく紹介します。
また、デジタルアンプ(D級アンプ)やDSPを内蔵したスピーカーなどにも触れます。
そして、アナログ機器のセッションと同様に機器間接続を学びます。
重要なのは同期です。同期についは、実機を使ったデモ実験を行います。
続いて、オーディオネットワークを学びます。
ネットワークに関する一般的な知識を広げたのち、プロオーディオで使われている代表的な規格について学習します。特に、ネットワーク伝送時の同期方法であるPTPについて知識を深めます。
また、映像音声を同時にデジタル伝送するHDMI等の規格、また映像信号への音声同期で使われるタイムコードについて解説します。

※聴能形成トレーニングとは
九州大学音響設計学科で行われているイヤートレーニングです。音の物理的性質と聴感印象を対応づけることを目的としています。
このHello! ProAudioコースでは、九州大学の河原一彦先生の監修の元、聴能形成を実施し体験していただきます。

開催概要

※終了いたしました

日 時

ご受講にあたって

受講料

55,000円(消費税込)
※費用に含まれるもの:オリジナルテキスト(印刷物、事前郵送配布)

特別グループ割引プラン

2名様以上まとめてお申し込みおよびご入金の場合 49,500円(消費税込)
※ 代表者の方がお申込みおよびご入金ください

カリキュラム

各項目をクリックして詳細をご確認ください
Day1
➀ ライブPA
➁ 設備音響
➂ 録音
➃ 生放送
➄ ポストプロダクション
⑥オンライン会議・配信
➀ 音波の成り立ち
➁ 波長・周波数・音速の関係
➂ 減衰、干渉、回折
➀ 聴覚系の構造
➁ 音の大きさの知覚
➂ ハース効果
➃ マスキング
➀ 聴能形成とは
➁ 実習1:音の大きさの判別
➂ 実習2:音の高さの判別
➃ 実習3:音色の判別
➀ 対数とデシベル
➁ 二進数・十六進数とビット
➂ フーリエ変換図解
④ 位相
Day2
➀ オームの法則
➁ 電気音響変換
➂ 電力増幅
➀ SPL
➁ RTA
➂ FFT/伝達関数/インパルス応答
➀ マイクロフォン
➁ ミキサー
➂ プロセッサー/イコライザー/クロスオーバー/ダイナミクス
➃ アンプ
➄ スピーカー
・フルレンジ/マルチウェイ,ポイントソース
・ローインピーダンス/ハイインピーダンス
Day3
➀ 信号レベルとシグナルチェイン
➁ バランス/アンバランス方式
➂ コネクターとケーブル
④ BTL接続
① 能率・減衰・電力の関係
② スピーカー配置のセオリー
➂ スピーカーとアンプの選定
➀ サンプリング
➁ 量子化
➂ PCMとDSD
➀ 実習1:音の大きさの判別
➁ 実習2:音の高さの判別
➂ 実習3:音色の判別
Day4
➀ デジタルミキサー
➁ デジタルミキシングエンジン
➂ デジタルプロセッサー
・イコライザー/クロスオーバー/ダイナミクス
・オーディオインターフェース
➃ アンプ(D級)
➄ DSP搭載スピーカー
➀ 同期型伝送とネットワーク伝送
➁ 同期型伝送のフォーマットとケーブル
③ 同期とWordクロック
④ パケット伝送とOSI参照モデル
⑤ ネットワーク伝送の主な規格
⑥ ネットワーク伝送時の同期(PTP)
① USB
② HDMI
③ SDI
④ 音声編集ソフト
➀ 映像信号の概要
➁ 映像信号との音声信号の同期とは
③ タイムコードとドロップフレーム

4日間のポイントとなる部分の確認となるテストです。

4日間の講習の、質問受付け、総括を行います。

トレーニング内容は、予告なく変更になる場合がございます。

FAQ

もちろんです。
カリキュラムをご覧いただき、お役に立てそうであればぜひご参加ください。過去のHello! ProAudioにも、多数のベテランの方のご参加がございました。

大きな違いは、実習が受講者様自身ではなく、講師によるデモになることです。
内容は、毎年少しずつブラッシュアップしていますので、対面とオンラインでの違いはございません。
受講者のグループ分けや参加型はそのままに、オンラインの特長を生かしたトレーニングになる予定です。

代表者の方がお申込みください。お申込みフォームで、他の参加者様の人数と、お名前、メールアドレスをご入力ください。
ご入金までは代表者様にまとめてお願いいたしますが、ご参加確認やご参加方法などのメールは、各受講者様にお送りいたします。

本コースは、少人数定員制をとっておりますので、基本的にはキャンセルはご遠慮いただいておりますが、やむを得ない事情がお有りの場合、以下キャンセルポリシーにのっとってキャンセルいただけます。info@jtesori.comまでメールでご連絡ください。
キャンセルポリシー
セミナー開催30日前~8日前:受講料の50%
セミナー開催7日前~4日前:受講料の70%
セミナー開催3日前~当日:受講料の100%

ネットワークに接続されたパソコンをご用意ください。
その他、あった方がよい物などは、事前にメールでご連絡いたします。

基本的には4日間すべてご参加いただきたいのですが、代理の方のご参加も可能です。
代理の方がお決まりになりましたら、info@jtesori.com までメールでご連絡ください。

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