J.TESORI Sound Workshop

Measure Beginning ver.2.0 ~ On Demand Training

Measure Beginning ver.2.0
 ~ On Demand Training

※終了いたしました。次回のご参加をお待ちしております。

※お申込み受付けは、終了いたしました

~Beginningシリーズとは、音響総合講座であるHello! ProAudio を修了された方、あるいは同等のスキルをお持ちの方が、セカンドステップであるHello! ProAudio Plusセミナーを受講するための準備トレーニングです。
内容は、音響に普遍的な基礎テーマに絞り込み、形式は、オンデマンドビデオ形式となっています。

なお、すでに開催しておりますFirstシリーズは、初歩的な内容とはいえ極めて専門的です。Firstシリーズを受講する前段階として、Beginningシリーズでの学習をお勧めします。

本コースの内容

※本コースは、既開講コースである Measure Beginning の、テキストおよびビデオを一新した内容となっています。

音響測定のファーストステップを学びます。
対象は、Hello! ProAudio修了程度の知識をお持ちで、これから音響測定をより実践的に行う可能性を感じている方です。もちろん、音響全般の理解をさらに増したい方にもお勧めです。また、ホームオーディオやカーオーディオなどのチューニングをされているプロおよびエンドユーザーの方にも、基礎固めとして大変有益な内容になっています。

音響測定項目は、測定自体に意味をもつものと、音響調整のために行うものの大きく2つに分かれています。

例えば、音圧レベルは人の聴覚に対して直接的な支配力をもっています。例えば、音圧レベルが大きすぎれば聴覚障害を引き起こします。したがって、音圧レベルの測定は、それ自体が極めて重要な意味を持ちます。一方、音の周波数特性を測定するスペクトラム分析は、音色や音質の可視化と記録とともに、音源やサウンドシステムの音響調整の必要性と手掛かりとなるとともに、調整後の結果の確認などに活用します。

もちろん、測定器を知ることも重要です。プロオーディオの世界では、騒音計に加えてソフトウェアによる音響測定が常識になっており、測定ソフト・マイク・オーディオインターフェースそして音響校正器が学習対象となります。 肝心なことがもう一つあります。それは、聴覚の特性がどのように音響測定に反映しているかを知ることですので、トレーニング冒頭では、聴覚の話も出てきます。

それらを踏まえ、本トレーニングは、以下4つのパートに分かれています。

 パートⅠ:音響測定の種類と聴覚の関係  

音響測定の全体像を概説後、人の聴覚の特性(等ラウドネス曲線と周波数分解能)と、音響測定時の重み付けカーブ帯域分析のつながりに触れます。

 パートⅡ:音響測定のためのハードおよびソフト 

騒音計や測定ソフトの紹介後、音響測定マイクとオーディオIFの選択時の留意点、感度校正の意味と音響校正器を使った具体的な校正方法、マイクメーカーが提供している周波数応答補正ファイルについて、デモを交えながら解説します。

 パートⅢ:音圧レベルの測定  

A特性、C特性、帯域別測定、応答スピードなどの設定が持つ意味を説明します。また、人に与える生理的影響を測る目安となっている等価騒音レベル(LEQ)について、デモを交えながら解説します。

 パートⅣ:スペクトラム分析(RTAとスぺクトログラフ)  

RTA(Real Time Analyzer)による1/1および1/3オクターブ分析の方法と、誤解しがちな結果の理解を正しい方向に導きます。その後、スぺクトログラフと呼ばれる時間・周波数・エネルギーを同時に観測できる3次元表示にも触れます。随所で測定の実演デモを交えます。

セミナーの最後に、コンサートPAなどで測定されている伝達関数(Transfer Function)について、その概念や測定の必要性の有無などについて触れます。
※ご注意:本セミナーでは、伝達関数の具体的な測定については解説しません。

◆ セミナーで使用する音響測定システム

講師の実演は、iOSデバイスの音響アプリであるAudioToolsを使用します。AudioToolsは米国製のiOS ソフトで、日本を含め世界でたくさんのプロオーディオ関係者が使っています。

こんな方にお勧め

トレーニングの特長

全編約3時間のオンデマンドビデオセミナーです。
講義は、本コース用に撮り下ろしたビデオを視聴いただくことで、ご受講いただきます。
最大の特長は、講師であるJTSW 主宰 栗山譲二の40年に及ぶプロオーディオ技術の経験や知識、そして分かりやすい説明や表現による、受講者の理解を最大限追求した解説です。

カリキュラム

1. 音響測定の種類と聴覚との関係

➀ 音響測定の分類
➁ 等ラウドネス曲線と重み付けカーブ
➂ 基底膜の振動と人の周波数分解能
➃ 帯域通過フィルター

2. 音響測定の準備

➀ 音響測定マイクとは
➁ オーディオIFと音響測定ソフト
➂ 音圧レベルの校正
➃ マイクの周波数応答の補正について

3. 音圧レベルの測定

➀ 重み付けと応答速度
➁ 等価騒音レベルの測定
➂ 測定実演

4. スペクトラム分析

➀ スペクトラム分析
➁ スぺクトログラフ
➂ 測定実演

5. 伝達関数とは

➀ 概念
➁ 測定が必要とされる理由と現場ケース

※トレーニング内容は、予告なく変更になる場合がございます。

開催概要

※終了いたしました

視聴期間 2025年11月1日(土)~11月30日(日)
視聴時間 計3時間  ~ 一度登録いただくと、期間中は何度でもご覧いただけます
講 師 栗山 譲二(株式会社J.TESORI代表)
受講対象 Hello! ProAudio修了相当の方、音響測定の基本を抑えたい方
教 材 オリジナルテキスト(PDF事前配布)
受講料 4,950円(税込み)

既受講割引き
昨年10月開講の「Measure Beginning ~ On Demand Training」コースをご受講の方が、再度お申込みの場合、2,200円(税込み)でご受講いただけます。
※テキストPDFは配布されません

ご受講にあたって

FAQ

複数名様でお申込みの場合、各ご受講者様の、お名前、メールアドレス、お電話番号の一覧表エクセルファイルを、お申込みフォームでアップロードいただくことで、一括でお申込みいただくことができます。(一覧表例)
※お一人ずつお申込みいただくことも可能です。その際は、お申込みフォーム「複数名様でのお申込みですか?」の設問では、「ご本人のみ」をお選びください。

基本的にはキャンセルはご遠慮いただいておりますので、充分ご検討いただいた上でお申込みをお願いいたします。

特別に必要な物はございませんが、ネットワークに接続されたパソコンかタブレットをご用意ください。

本セミナーは次回以降もオンデマンドビデオ視聴での開催の予定です。

銀行振込、Paypal支払い、Paypal経由でのクレジットカード支払いをご利用いただけます。

お申し込みフォームの「お支払い方法」で、請求書をお選びください。
基本的に、御社名宛で発行し、PDFメール添付にて送付させていただきますが、特別なご要望がございましたら、「備考」欄にご記入ください。

PAGE TOP